お知らせ
準備中
ハーモニークラブのデータ
- 対象者
- 小学生
- 方針
- 遊びを通じて、日常生活で必要な生活能力やコミュニケーション能力、集団生活での行動に慣れるような訓練を行います。
- 利用日
- 原則毎週火・水・木曜日
- 利用定員
- 10名
- 利用場所
- 諫早ワークス放課後等デイサービス・ハーモニークラブ
(諫早市金谷町5-17) - 利用時間
- 14:00~18:00(平常月)※18:00~18:30は別途日中一時支援となります。
- 9:00~16:00(長期休暇月)※16:00~18:30は別途日中一時支援となります。
- 参加費
- おやつ代(1日60円)、各行事参加費、業務委託弁当(1食300円)(長期休暇、始業式、終業式)
- 専門機関
- 発達障がいに特化した専門機関「NPO法人SPICY(スパイシー)」によるコンサルテーションのもと支援に取り組んでおります。
ハーモニークラブの日課
- 14:00~
- 送迎(学校終了後)※車両の送迎はありません。
- 14:30
- おやつ(通所後随時)
- 15:00
- 個別活動(ビジョントレーニング・昔あそび・宿題・読書など)
- 16:00~18:00
- グループ活動[集団遊び]
(巨大ジェンガ・カードゲーム・ボードゲーム・ボール遊びなど) - 17:00~18:00
- お迎え
ハーモニークラブ行動表






プログラム
ビジョントレーニング
ビジョントレーニングとは視覚機能の力(見る力)を高めるためのトレーニングの名称です。
ものを見る力(視覚機能)は生まれつき備わっているわけではありません。徐々に発達をしていき、通常は6歳くらいまでに土台ができあがります。しかし、何らかの問題があってうまく発達しない場合、小学校に入ってから学習でつまずき、原因がわからないままに「僕は勉強ができないのだ」「私は運動ができないのだ」と自信を失ってしまうこともあります。また、本人もほかの人と「見え方」を比べることができないため、自分の「見え方」に問題があるかどうかは、意外と気づきにくいのです。
本が読みにくかったり、文字が書けなかったりすることが実は視覚機能の問題であることに気づかずに、勉強嫌いになってしまうお子さんはきっと多くいることでしょう。また、視覚機能が十分に発達しないまま大人になり、そのことで苦労しながら生活している人もいることでしょう。
視覚機能には大きく分けて2つの機能があります。
①視覚情報を脳に入力する機能(視力、眼球運動、両目のチームワークなど)
②視覚情報を脳で処理する機能(視覚空間情報を認知しイメージする機能、自分の体・体の動きをイメージする機能)
の2つの機能を持っています。
特に発達障害と「見えにくさ(視覚機能の困難)」においては関係性が強いといわれています。学習障害(LD)、注意欠陥・他動性障害(ADHD)といわれるお子さんの中には、視覚機能の問題がみられることが多くあります。ADHDは、脳の前頭葉の神経伝達の問題ともいわれています。眼球運動は前頭葉でコントロールされているので、ADHDのお子さんにとって眼球運動のトレーニングをすることは、前頭葉のトレーニング・注意力のトレーニングにもなると考えられます。また、自閉的傾向(社会性、コミュニケーションの弱さがみられる)があるといわれているお子さんのなかにも、視覚機能の問題がみられることがあります。早い段階で『ビジョントレーニング』を始めることができれば子供のやる気や自信を育むことができるのではないでしょうか。
ビジョントレーニングを行うことによって次のような効果を得ることが期待できます。
-
書く力
- 文字を崩さずに正しい形で書ける・ノートに書かれているマス目や行からはみ出さずに書ける・図形の形を正しく描くことができる
-
読む力
- 行間の読み飛ばしや、読み間違いをせずに音読できる・文章の意味を理解する力が身についていく
-
手指の作業
- ハサミやカッターなどを使い曲線なども正確に切ることができる・定規等をつかって正確な図形を描いたり、正確な線を引くことができる・紙を折ったり、貼ったりする作業をすることができる
-
集中力
- 授業中、しっかりと勉強に集中することができる・長い時間でも本を読むことができる
-
記憶力
- ひらがなや漢字等、正しい形で記憶することができる・学習において記憶の積み重ねが増えてくる・約束したことを忘れたり、忘れ物をしたりすることが軽減される
-
イメージ力
- パズルの見本を見て、同じ形にパズルを作ることができる・図形を正確にイメージして形を思いうかべることができる・方向、方角の認識を身につけることができる
-
運動する力・バランス感覚
- ボールを上手く受け止めることができる・縄跳びなどの跳躍運動が苦手ではなくなる・ダンスや体操など、目の前のお手本通りに真似ることができる
昔あそびとは
最近では、子ども達が外で遊ぶ機会が少なくなったし、テレビゲームの発達により、体全体を動かして遊ぶ機会も減ってしまいました。体が発達段階にある子ども達にとっては、眼と体を大きく使って遊ぶのが本来は望ましいということは、いうまでもありません。
昔のあそびのなかには、眼と体を使うものがたくさんありました。
けん玉、おはじき、ビー玉、羽根突き、お手玉、あやとり、折り紙、竹とんぼ、ゴムとび、鬼ごっこ、缶けりなど、どれも眼と体を一緒に使った遊びばかりです。また、広いところで走り回ってかけっこをしたり、ボール遊びなどをするのも、眼と体の発達のためにはとても良かったと思います。このような遊びは、子供たちが成長するうえで、自然にビジョントレーニングの役目を果たしています。
これからの諫早ワークス・放課後等デイサービスのプログラムの中で楽しくみんなで遊びながらビジョントレーニングの一環として様々な昔あそびを取り入れていきます。
個別活動
生活に必要な力を養います。
- あと片付け(食器、遊び道具)
- トイレトレーニング
- あいさつの仕方
- ビジョントレーニング(昔あそび)
- 宿題
- お絵かき
- 読書
- 公文カード
など
集団遊び(グループ活動)
集団遊びは、遊び方のルール・マナーを守り遊ぶことで楽しさや協調性を養います。
- 巨大ジェンガ
- ボール遊び
- ボードゲーム
- カードゲーム(トランプ、UNO等)
- おにごっこ、かくれんぼ
など
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